白馬三山(白馬岳2,932m~杓子岳2,812m~白馬鑓ヶ岳2,903m)
自主山行
2019年8月24~25日
メンバー:すぎ(CL)、のりさん(SL)、まいこ
コースタイム
24日
5:00猿倉駐車場→6:00大雪渓→10:30白馬岳→12:45杓子岳→14:10白馬鑓ケ岳→15:15天狗山荘
25日
5:15天狗山荘→5:45白馬鑓ケ岳分岐→7:45白馬鑓温泉→11:45猿倉駐車場
去年のリベンジで白馬三山~唐松岳~五竜岳縦走計画をしていましたが、金曜日の雨のため、一泊二日の白馬三山~唐松岳に計画を変更しました。
土曜、日曜も雨風予報のため、猿倉駐車場は閑散としていましたが、それでもちらほら同時に出発する人たちもいて、天気が持ってくれるのを願いながら出発しました。
メンバー共に白馬三山は初めてでした。
まずは出だしの大雪渓、この時期にこれだけ雪が残っているのはすごいと思いましたが、それでも例年よりは雪がかなり少ないそうです。
大雪渓から溶け出す豊富な水や、これだけ水があるからこそのお花畑に圧倒されました。
ミヤマトリカブト、エゾアジサイ、カライトソウ、コオニユリ、チングルマの種、イワキキョウ、シモツケソウなどなど、次から次へと美しいお花たちを見ることができました。こんなボタニカルカーテンが欲しい。
でもお花はきれいでもやっぱり登りはキツイ。。大雪渓から白馬頂上山荘までは、山荘が見えてからがとても長かったです。
山荘に荷物を置いて空身で白馬岳頂上へ向かいました。
途中の白馬山荘は写真で見るよりかなり大きく、こんな高いところにこんな立派な建物が!と感動しました。曇っていて展望は無かったのですが、晴れたときにまた登って景色を眺めてみたいです。
10:30、まずは第一峰、白馬岳に無事登ることができました!
白馬岳から杓子岳は風が強いながらも雲も晴れてきて、天空の稜線歩きを楽しむことができました。遠くには立山も見え、北アルプスの北の方に居ることを実感。
今穂高らへんを登っている同志会の人たちも、良い景色が見えていると良いなと思いました。
気分はここから天国の稜線歩き、だったのですが、白馬岳~杓子岳~白馬鑓ケ岳はそんなに楽をさせてくれるルートではありませんでした。
道は広く歩きやすいのですが、山頂までの登りがキツイ。。仲間と一緒でよかったとつくづく思いました。
三山縦走したときには、達成感でいっぱいでした。天狗山荘に向かう途中でライチョウの家族4匹組にも会え、大満足な一日でした。
テントを張ってすぐに結構な雨が降り出したので、夜はテントですぎさまの好きなバジルパスタを主食にゆっくりご飯を食べました。
夜中はテントが飛ばされるのではないかと思うような風が長い時間吹いていました。
2日目は不帰のキレットを通って唐松岳から降りる予定でしたが、朝ご飯を食べながらもかなりの風がふいていたため、メンバーで相談し、白馬鑓温泉側から下ることにしました。
残念でしたが強風&雨上がりのキレットは不安もあったので、改めてチャレンジしたいです。
白馬鑓温泉に着く頃にはすっかり天気は回復し、展望の中たっぷりのお湯の温泉にゆっくりと浸かることができました。さすが最高標高での湯量を誇る鑓温泉、いつでも何度でも来たいところです。
白馬鑓温泉から猿倉までは長い長い下りですが、やはりこの道もお花畑が乱れ咲いており、次回は鹿島槍から入ってみるのも良いね、と早々とリベンジ計画を立てながら、楽しい気分で下りてくることができました。
白馬三山、とっても楽しく登りがいのある良い山行でした。